更新:2013年4月13日
2013年4月13日 5時33分に淡路島付近で発生した地震(MJ6.3)
2013年4月13日5時33分に淡路島付近で発生した地震では,ほとんどの観測点で揺れを観測しました。以下に,各観測点の震度および観測波形,応答スペクトルを紹介します。波形は,ジャイロ・コンパスによる計測結果に従い,正確に南北・東西方向に向くよう補正しております。なお,森河内観測点は,機器の不良により欠測しました。
波形を見ると,大阪平野内の多くの観測点で,実体波と同程度の振幅で長時間震動し続けています。応答スペクトルと併せて見ることで,この震動は,周期3〜6秒程度の表面波であることが分かります。
震度分布図と各観測点の震度階(括弧内の数値は計測震度)
4 (4.2) : 洲本上灘2 4 (4.0) : 神戸須磨 4 (3.8) : 和歌山今福 4 (3.5) : 神戸垂水 4 (3.5) : 忠岡 3 (3.4) : 尼崎 3 (3.3) : 草津山田 3 (3.2) : 千早 3 (3.2) : 堺新湊 3 (3.2) : 盾津 3 (3.2) : 豊中 3 (3.2) : 福島 3 (3.1) : 神戸本山 3 (3.0) : 奈良大宮 3 (3.0) : 茨木白川 3 (3.0) : 阿倍野 3 (2.8) : 神戸大学 3 (2.8) : 京都樫原 3 (2.5) : 猪名川木津 3 (2.5) : 大阪市大 2 (2.4) : 京大総人 2 (2.1) : 桜井初瀬 2 (1.7) : 京大桂 2 (1.5) : 醍醐 |
観測波形 (5分間)
(図をクリックすると拡大図が表示されます)
応答スペクトル (減衰定数5%)
(図をクリックすると拡大図が表示されます)
作成:赤澤隆士(関震協事務局) |
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